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 2009/11/30

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●paint.NET /Photoshop7.0対応表

いきなりですが、ブレンドモードのPaint.NET/Photoshop 対応表〜!!
ブレンドモードに関して、私が知りたかったのは、これだけなんですよね(^^;)一応、全部自分で確かめました。たぶんあってると思います。日本語バージョン、よく出来ているんですが、時々意味の分からない日本語が出てくるんですよね(^^;)

Paint.NET Photoshop7.0
Normal 標準 通常
Multiply 増殖 乗算
Additive 追加 覆い焼き(リニア)
Color Burn 焼き込み 焼き込み(カラー)
Color Dodge 覆い焼き 覆い焼き(カラー)
Reflect 反射 無し
Glow グロー 無し
Overlay オーバーレイ オーバーレイ
Difference 差の絶対値
Negation 否定 無し
Light 明るく 比較(明)
Darken 暗く 比較(暗)
Screen スクリーン スクリーン
Xor Xor 無し

レイヤーとブレンドモード

Paint.NETでは、新規にキャンバスを開くと、ベースレイヤーは白になってます。追加のレイヤーは当然透明です。ベースレイヤーも「全てを選択」して「消去」すれば透明になります。

レイヤーのプロパティを開くとブレンドの「モード」の選択と「不透明度」の調整が出来ます。MSペイントで描いたへぼ絵で解説します。
下のレイヤーに「車」の絵、上の透明レイヤーに「花と白黒枠」の絵を描いてます。
←こんなイメージ
で、ブレンドをどう使うかと云うと、先ずは標準モードで説明。
プロパティを開くと「不透明度」というのがあります。これを調節するわけです。
標準モード
「花と白黒枠」不透明度 255
花と枠以外は透明ですから「車」が見えます
「花と白黒枠」不透明度 128
およそ50%の不透明度
「花と白黒枠」が透けて、「車」が見えます。
「花と白黒枠」不透明度 0
「車」だけが見えます

標準以外のブレンドモードを初めて使う人はちんぷんかんぷんだと思います(^^;)ブレンドモードは、photoshopと同様なものが用意されてます。Photoshopサイトで、使い方の例がたくさん紹介されてますから、理屈覚えるより、試してみた方が良いと思います。

一応、それぞれの効果を確認しておきましょう。上下のレイヤとも不透明度は255です。
上のレイヤ「花と白黒枠」のブレンドモードを変えたのが以下の例です。理屈は殆ど解りません^^;。
モードの選択メニュー順だと、ブレンドの結果が暗くなったり、明るくなったり、わけ分からなくなるので似たもの同士に並べ替えています。早い話、Photoshopの選択メニューの分類に合わせてます。

「=PS***」というのは、Photoshopでの同じモードです。
理屈を知りたい人は、Photoshopサイトで勉強するのが早いかも(^^;)
暗くなるブレンドモード
暗く=PS比較(暗)
上下のレイヤを比較して、暗い色の方を表示する。
比較はRGB毎にしているので
赤(255,0,0)と青(0,0,255)を合成すると
黒(0,0,0)になる
増殖=PS乗算

単純に色の掛け算。
色の濃さを0〜1とすると、黒は0、白は1
黒とかぶると、掛け算は0だから黒
白とかぶると、かぶった色に1を掛けるからかぶった色がそのまんま。
RGB毎に
(layer1×layer2)/255という計算
焼き込み=PS焼き込み(カラー)

良く分かりません(^^;)
明るくなるブレンドモード
明るく=PS比較(明)

上下のレイヤを比較して、明るい色の方を表示する。
「暗く」の反対
比較はRGB毎にしているので
赤(255,0,0)と青(0,0,255)を合成すると
紫(255,0,255)になる
スクリーン=PSスクリーン

二台のスライド映写機で一つのスクリーンに投影した様な効果
RGB毎に
(layer1+layer2)-(layer1×layer2)/255
という計算
追加=PS覆い焼き(リニア)

良く分かりません(^^;)
覆い焼き=PS覆い焼き(カラー)

良く分かりません(^^;)
光系?モード
オーバーレイ=PSオーバーレイ

中間の明るさ128で乗算とスクリーンを使い分けてます。
RGB毎に
明るさ<128
乗算×2の明るさ
明るさ>=128
スクリーン×2−255の明るさ
反射=PS無し

良く分かりません(^^;)
グロー=PS無し
これは、反射のリバースなそうです。上下レイヤを取り替えて、反射を掛けたものと同じ。
ハデハデデジタルモード
=PS差の絶対値
全然分からん!(^^;)
否定=PS無し
全然分からん!(^^;)
Xor=PS無し
全然分からん!(^^;)

いきなり、覚えようにも無理です(^^;)ブレンドの基本は乗算とスクリーンとオーバーレイ。レタッチでは比較的良く使います。様々なブレンドモードはアーティスティックな作品を作る人には重宝します。

もう少し、ブレンドを理解するために同じ画像で、つまりレイヤーをコピーしたものにブレンドをかけてみます。街の背景がある車の絵で説明します。
コピーレイヤーとのブレンド
これが「標準」の状態です。
これは、「増殖」をかけた結果です。全体に色が濃くなります。
「暗く」では、暗くなりません。元画像と一緒です。上下で比較して暗い方を表示するモードですから、同じ画像では、どのピクセルも明るさは一緒。従って元画像と同じ画像が表示されるわけです。
今度は「スクリーン」をかけました。全体に明るくなります。
「明るく」では明るくなりません。もう理由は分かりますよね。
最後に、「オ−バーレイ」これは、コントラストを強くしたような画像になります。
少しはブレンドの意味がわかってきたでしょうか?

まあ、難しい事考えずに、大体のブレンドの特徴を掴んだら、あとは実際かけてみて気に入ったものにすれば良いと思います。モードや不透明度は二つの画像の色の演算ですので、元画像の色データを変えてるわけではありません。何回でも気に入るまでモードを選択できます。



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