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 2009/11/30

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機能と使い方 ツールウインドウ ペイント缶 (2007/12/14 Ver3.20対応更新)
塗りつぶしです。プラマリカラー、セカンダリカラーの他、「ペイントブラシ」と同じく様々なドットパターンが選べます。
ツールバーに塗る範囲を設定する適用モード、許容範囲があります。



適用モード
連続部分とグローバルが選択できます。デフォルトでは連続部分になっています。
下の星の絵を使って説明します。


連続部分

連続部分ではクリックしたピクセルの周囲で色情報に近いピクセルが自動的に選択されます。
一般的な使い方です。MSペイントなどと同じ塗り方です。
赤、オレンジ、黄色で塗られた星の一箇所をピンクに塗りたいときなどは連続部分を選択し、色を塗りたいところでクリックします。この例では真ん中の赤をピンクに塗りました。

グローバル塗り
適用モードをグローバルにすると、クリックしたピクセルの色情報に近いピクセルが画像全体から自動的に選択されます。(適用モード連続部分にしていても【shift】を押しながら選択すると同じく、グローバル選択になります。)
例えば、赤をいっぺんにピンクに塗りたいときなどはグローバルを選択します。この時、許容範囲は0%にします。


今度は赤とオレンジをまとめてピンクに塗ります。この場合は許容範囲を50%ぐらいにします。



許容範囲

星の塗りで、何となく解ると思いますが、許容範囲はクリックしたピクセルの色とどれぐらい近い色までを含めるかを決めるものです。最後の赤とオレンジは、許容範囲を50%にしたので、クリックしたピクセルの色は赤ですが、オレンジも近似色と判断してピンクに塗られたわけです。

アンチエイリアスの掛かった線で囲まれていると、通常は綺麗に塗れません。黒い線でも、滑らかに表現するために、グレーなどのピクセルが存在するからです。その時、許容範囲を大きくするとグレーのピクセルも塗ってくれます。(75%が最適というわけではありません)ここで、覚えておかなければならないのは、線の内側はアンチエイリアスが無くなるという事です。

0%は、クリックした場所と同じ色のところにしか塗りません。MSペイントと同じです。
100%にするとキャンバス全部を塗ります。

これを上手く使うとアニメ画などには、便利だと思います。線画をおこしたら、コピーして下のレイヤを色塗りに使うことができます。簡単に綺麗なアニメが描けます。色塗り用に、いちいちマスクを作ったりという手間が省けます。

星の例では、この手法で線画を2枚使って下のレイヤに色を塗っていますので、塗り斑が無い絵になっています。



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