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逆光の雲を作る〜Ver2遠景の空(Ver1見上げた空)(v3.22で作成)
PhotoShop定番の逆光の雲です。プラグインを利用すれば、PDNでも簡単に作る事ができます。
遠景を望む空の場合は、青空も雲も色が変わります。その作り方です。
「見上げた空」に比べ少し工数が増えますが、難しくはありません。

必要なプラグイン
Gradient Mapping
レンズのフレア
(Madjik氏のプラグインセットに入ってます)
Lens Flare

キャンバスサイズは必要に応じて。この例は400x300で作りました。(縮小してます)
1.雲のベースを作る

色は基本の黒白
1−1 「効果」〜「レンダ」〜「雲」をかけます。後で大きく遠近変形させるので、「拡大縮小」のみを100にしました。
1−2 「レイヤー」〜「回転/ズーム」で遠近感を出します。数値はお好みで、ここでは

1−1 雲をかける 1−2 回転/ズームで遠近感を作る こうなる
ねじれの角度 −90゜
ねじれの半径  70
拡大と縮小  2.00X
Yスパン    0.51


2.雲と空をハッキリさせる
2−1「曲線」をこんな感じ こうなる 2−2レイヤコピー

2−1 「調整」〜「曲線」でコントラストを強める
黒いところを雲、白いところを空にします。曲線で空との境界をはっきりさせます。

カーブの作り方は雲のかかり方によって変わります。S字型を基本に白黒のバランスが良くなるようにします。

2−2 コピーレイヤーを作る。

必ず、ここでコピーを作り、両方とも表示にチェックを入れておきます。次は、コピーレイヤー(上のレイヤ)の作業が主となります。ブレンドモードはどちらも標準です。
3.雲の色と空の色をつける
色を付けるのは、コピーした上のレイヤのみです。
「見上げた空」と同じ操作です。
3.雲の色と空の色をつける こんな感じにして・・・ 画像はこんな感じになる

左端▲R:60 G:60 B:70、
中央▲ 白、
右端▲R:60 G:100 B:220





4.仕上げ
色を付けたコピーレイヤーと元の白黒画像レイヤーを合成してより自然にします。

4−1 透明のグラデーション
コピーレイヤーの画像の半分ぐらいから下に透明のグラデーションをかけます。色の付いた空の下半分が徐々に透けて、下の白黒の空が見えるようになります。基本的には、逆光の雲のほぼ完成です。

4−2 反射光の調整
雲の縁の光が反射しているところが、目立つ場合は「調整〜レベル」で入力側の255を少し下げます。ここでは240にしました。

4−3 遠い雲の色調整
画像下側の雲の色が濃すぎる場合は下のレイヤーを選択して「調整〜レベル」でガンマ(出力の真ん中のスライダ)で明るくします。
ここでは、で0.7にしました。
4−1 下半分を徐々に透明にする 4−2 白色を押さえ気味に 4−3 下のレイヤを少し明るく
5.レンズのフレアをかけて完成
Lens Flareをかけます。「Ver1見上げた空」と一緒のやり方です。もう一枚レイヤーを追加し、太陽がある位置を想定して、白から透明のグラデーションをかけ、レンズフレアの効果をかけ、「曲線」でテキトーに色づけしてます。


あっ・・・よく見たら、ミクちゃんの影の部分が・・・光源とあってない(爆)
思いつきの切り張りですから(^^;)
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