このページの最終更新 2008/09/14 |
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ゼロから作るオリジナルプラグイン |
6.UIの基本的な作り方を覚えよう いよいよ、コントロールウインドウ付きのプラグインの作り方です。シリーズ第一回のサンプルプログラムと同じように、触って覚えましょう。 (1)スライダー式RGB調整機を作ってみよう 例によって、せっかちな私は、とにかく、最初のUIの変数を使えば、なんかになるだろうと、こんな風にサンプルを直しました。とにかく、 Sliderが3つ使える感じ?がするので、それをRGBに対応させ、画面の色を変えてみるというテストです。 これで、画面は真っ黒になります。Buildをくりっくしても、コントロールパネルは出てきません。このまま、UItest.CSという名前で保存。さらにDLLファイルとして保存します。保存に成功したら、PDNを再起動します。再起動すると、効果にUItestというエフェクトが追加されました。クリックするとこんなコントロールウインドウが出てきました。 スライダーの1、2、3は、RGBに対応しています。スライダーをそれぞれ動かすと、様々な色に変化します。大成功!!?ここで問題が! スライダーを右一杯にしても100にしかならず、真っ赤にはなりません。0−100%じゃなくて、そのまま、数値として0−100に対応してるんですね。 (2)UIの設定方法を学ぶ Fileから、Openで先ほど保存したUItest.CSを読み込みます。//以下の説明文で[ 0 , 100 ]となっているのがそれらしいですが、これを255に変えても単なる説明文なのでダメだよな?(実はここで変えてもちゃんとプログラムに反映されるらしい。よく分かってないのでパス!(自爆))。それに、なぜ、色々なコントロールのウチ、スライドバーを指定しているのかも分かりません。実は、コンロールに関しては、別のところで設定するんですね。Fileをクリックすると"Save As DLL"の下に"User Interface Designer"というのがあります。ここをクリックすると右のようなウインドウが出てきます。 3つのスライダーが設定されています。コントロールの仕方の指定はControl typeで指定できますね。プルダウンをクリックすると一杯ありますが、ここはこのまま。 Addをクリックしたら、Slider 4 が新しく追加されました。必要ないのでUpdateの上にあるXボタンを押したら消えました。 Control name は日本語も設定できるようですが、このまま。 今直したいのは、0-100を0-255に範囲を広げること。 ミニマム、デフォルト、マキシマム、この設定を変えれば良さそうです。 Slider 1をクリックすると、反転して青くなります。 この状態で、マキシマムとデフォルトを変えてみました。修正したらUpdateをクリックします。表示されているSliderの数値も変わりました。同様にSlider2、3も変えます。これでOKをクリックすると、CodeLabのプログラムも自動的に変わりました。Buildをクリックすると、50%グレーになりました。どうやら成功のようです。これでまた、CSファイルに保存します。同じファイル名で上書きだとDllファイルを作れないので(effectフォルダのdllファイル削除してあれば、問題ありません)名前を変えてUntitled.CSとして保存し、Dllファイルも作成しました。 今度はきちんと、0-255でコントロールできました。たぶん何の使い道もないエフェクト(笑)ですが、簡単にコントロールウインドウを作る事ができました。 行き当たりばったりの作り方でしたが、なんとなく分かったでしょうか?きちんとした作り方は次の7.UIの使った線色変更プラグインを作る! でご紹介します。 |
■今回のまとめ ●Amountはコントロールパネルで設定した値が入る ●コントロールパネルの設定は「File」−「User Interface Designer」でする 目次で紹介した本家ページや、Code Labのサイトにはそのまま、コピペして使える実用プログラムがあります。色々試してみてください。 次回は、最終回!UIを使ったオリジナルプラグインを作ります!って、超簡単なプログラムです。 前の記事に戻る 目次へ戻る 次の記事へ進む |