このページの最終更新日
 2008/07/05
 

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 セピア(V3.31で作成)


レタッチでは定番のセピア。
カラー画像もセピア色にするだけで、レトロな感じになります。私も思い出なんかをサイトなどで紹介するときは画像をセピア色にしたりして、イメージを作ります。

調整にある「セピア」をかければ、お終いなんですが、それだけじゃつまらないので、ちょっとリアルな写真のように加工してみました。
解説を読むのが面倒な方、とりあえず動画をどうぞ。音量にご注意下さい。Youtubeに高画質版があります。
画像は例によってflickrから拝借してます。
photo by AlbySpace
1.グローをかけてセピアをかける

モデルさんは、ちょっとエキゾチックで笑顔が素敵なのですが、柔らかい感じにしたいので、まず「効果」−「写真」−「グロー」をかけます。グローの設定はデフォルトのままです。ずいぶんと印象が変わりました。それから、「調整」−「セピア」をかけます。

元画像 グロー セピア
2.赤み増やし、コントラストを弱め、縁をつくる

セピアだけだと、少し新しい写真に見えるので、もう少し赤みを増します。方法は何でも良いのですのが、今回は「レベル」で赤だけをガンマ調整でつまり出力の真ん中スライダーを少し上げ、0.7位にしました。で、もうチョイ古い写真にしたいのでコントラストを落とします。「明るさとコントラスト」で明るさを+7コントラストを−15位にしました。自分のイメージになったので、後は写真の縁を作ります。これもどういうやり方でも良いのですが、画像を「レイヤ」−「回転/ズーム」で95%にし、下に新規レイヤを作り、やや、黄色っぽい色を塗り平面化してます。これで、写真の元は完成です。

赤を強くする コントラスト弱める 写真の縁を作る

3.縁を少し変形させる

今回は画像ではなくいわゆる印刷された写真のイメージを作りたいので、縁を変形させて立体感をつけます。
キャンパスサイズを大きくし、縁を変形させます。
変形は「効果」−「デフォルメ」−「膨らみ」です。膨らみは30位で縁数カ所にかけます。






4.影を作って完成
変形が終了したら、レイヤコピーしレベルなどを使って真っ黒にして影をつくります。ビデオでは、写真の外側を魔法の杖で範囲選択し、反転させ、新しいレイヤで黒に塗り潰してます。

まっ、写真と同じ形の影ができれば方法はなんでもいいです。

ちょいずらします。後は、下の影はまっすぐ切り落とし、全体にガウスぼかしを掛けます。

好みにより色を再調整してお終い。
結構リアルな写真に仕上がりました。
5.背景を描き光と影を再現して作品に

この絵をどういう設定で使うか、実は何も考えていませんでした(爆)元々額に入れたレトロな写真の練習をしていたのですが、つまらない。よく、あちゃらさんの映画では、恋人の写真を部屋に無造作にピンで止めてたりなんてするよなぁと、昔住んでた家を訪れ一枚の古い写真を見て回想するシーンなんかいいかなぁと・・・日に当たる場所ならもうちょい焼けた色の方がいいですね。というわけで、もう一枚レイヤ追加して写真を焼けた色に・・・・今までの細かい調整はなんだったんだ?(爆)まっ、上があってコレがあるわけで(^^;)

色々な状況で色々な色になるわけで、皆さんも色々試してみてください。

ここで参考にしていただきたいのは、写真の反射です。写真のレイヤで選択範囲を作り、写真の左端の盛り上がったところでグラデーションの線形(反転)を白黒でかけています。そのグラデーションのレイヤをスクリーンにすると反射してるような感じになるわけです。














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