このページの作成日
 2008/03/12 

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和紙(v3.22で作成 プラグインのGradient Bar FeatherV2.0が必要)
和紙を作ります。

右の例は、600x600で作ったものを縮小したものです。元絵は研究室にありますので、そちらもご覧下さい。

キャンバスサイズ 必要に応じて
和紙に使用するレイヤーは5枚
文字や絵は別途必要に応じて作ってください。
絵や文字についての説明は簡略してあります。

ところで、屋久島たんかんって本当に美味しいんですよ。
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1.背景レイヤに雲を否定で2回かける

色は標準の黒白
「効果」−「レンダ」−「雲」
拡大縮小 ここでは150にしました。 このサイズで模様の大きさが変わります。
上の作品例も 150ですが、画像をリサイズしてるので、細かく見えます。
粗さ 0.5 ブレンドモード 否定

2回目は、【Ctrl】+【F】でできる。
2.アウトラインをかける

「効果」−「様式」−「アウトライン」
太さ 1.0 濃淡 100
3.エンボスをかける

「効果」−「様式」−「エンボス」で
角度 -45゜ 模様が盛り上がってる感じにします。

4.レベル調整

「調整」−「レベル」
入力ハイライト 200 出力ガンマ 0.2
数値はおおよそです。模様が自然に見えるように調整します。

一応、模様だけならこれで終了です。
後は、「曲線」で色を付ければ素材として利用できます

5.切り取りマスク用のレイヤを作る

新規レイヤー2を作る。
プロパティーを開いて、ブレンドモードを「増殖」にする。
レイヤー2を3回コピーして4枚にする。
6.イメージを回転させながら、4辺をギザギザにする

プラグインのGradient Barで縁をギザギザにします。
インストールすると「効果」−「Render」に入ります。設定は右の通り
先ず上のレイヤ2に掛けます。ギザギザができたら「イメージ」−「右に90゜回転」
次のレイヤ2に【Ctrl】+【F】でギザギザに
同様に回転させながら、レイヤを変えて4辺ともギザギザにします。
4枚のレイヤ2を順番に結合して1枚にします。
7.魔法の杖で縁を選択切り取り

魔法の杖を 許容範囲 0 にします。
レイヤ2を選択し、真ん中をクリックした後、【Ctrl】+【I】で選択範囲を反転させます。
次に背景レイヤを選択し、【Delete】で和紙の縁を消します。
レイヤ2を削除します。
背景レイヤを2回コピーして、上から、和紙、影、背景とします。背景レイヤは白く塗りつぶします。
(例えば背景レイヤを全選択して【Delete】してから白で塗りつぶす)

8.キャンバスサイズを広げ、影を作って完成

「イメージ」−「キャンバスサイズ」
で、アンカーを中央にし、適当な大きさに広げてください。
元サイズ+50もあれば充分です。

影を黒くします。ここでは
「調整」−「明るさ/コントラスト」
明るさ 0 コントラスト -100
他の方法でも構いません。

影に「効果」−「ぼかし」−「ガウスぼかし」
で、半径8位をかけます。
影をずらしてドロップシャドーの様にして完成です。

影が強いと思ったら、プロパティで不透明度を落とします。
和紙の縁を柔らかくしたい時は、Featherをかけてみてください。この解説の仕上がりは掛けていませんが、作品例のほうは、
Radius 4 Strength 1 True Feather をチェックして掛けてます。好き好きですね。

ちょっと、途中から急ぎました。(^^;)まあ、分かりますよね?
文字や絵は、新規レイヤを和紙の上に作り、ブレンドを増殖にして、描くと和紙の模様が出ますのでリアルに見えます。ただ、増殖の場合は和紙の色によって、実際に使っている色と変わりますのですこし、慣れるのに大変かもしれません。色が気に入らなくても、とりあえず書き、その後で、「曲線」や「色合い/鮮やかさ」などで調整したほうが楽でしょう。
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